ローソク足で長期的トレンドを予測をす
バイナリーオプションは短期決戦だから、長期のトレンドは見ても参考にならないと言う人もいらっしゃるかもしれません。
しかし考え方によっては、短期という時間は実は長期の時間の中のある一部分にすぎないことをわかれば、長期的な値動きの傾向(トレンド)が短期のトレンドに大きな影響を及ぼす可能性は十分にあると言えるのではないでしょうか。
実際に例はこうです。
バイナリーオプションのチケットを購入はしたのだけれども、相場が膠着状態のままなかなか進まず、10分先どころか5分先の上げ下げすらまったく予想できないといった場合などは、より長期のトレンドが上昇傾向であるのか、それとも下降傾向にあるのかということを判断材料として用いて、上昇トレンドならば「上がる」、下降トレンドならば「下がる」という判断をするのです。
たしかに、これで必ず予想した通りに
相場が動いてくれる保証はどこにもありませんが、少なくとも勝てる確率は確実に高まります。
このような長期のトレンドを見るためには、ローソク足の月足や週足をチェックすることをオススメします。
月足ならば過去5年から10年前後が、また週足ならば過去2から3年前後の相場の動きを見ることができます。
「ドル/円」の月足の動きを見てみましょう。
2007年以降、ドルは円に対して少しずつではありますが値を下げてきています。
これは長期的に見るとドルが売られ、円が買われるという傾向がずっと続いていると言えるでしょう。
このような長期的トレンドを考えると、短期で「ドル/円」が膠着状態にある場合には、どちらかというと「上がる」よりも「下がる」確率が高いと見た方がよいでしょう。