逆張りを狙うとは
相場がかなり上昇しているときでも「そろそろ上昇トレンドも転換するだろう」と予想して、現状とは反対の「下がる」と払い戻しがあるチケットを購入したり、
反対に大きく下落しているにもかかわらず「もうそろそろ上がるだろう」と判断して「上がる」と払い戻しを受けるチケットを購入することを「逆張り」と呼んでいます。
また、逆張りの反対は「順張り」。
相場が上昇しているときには「上がる」チケットを購入し、下落しているときには「下がる」チケットを購入することです。
この順張りのようなトレンド通りのほうが当たるように思うのですが、
実際の取引を見てみると、判断時間内にトレンドが転換してしまうことも少なくありません。
いわゆる、逆張りのほうが当たることもあるのです。
では、逆張りと順張りといったい
どっちを選べばよいのかという判断の目安となるのがボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドとは、移動平均線を中心に上下に描かれるいくつかの補助線。
上の補助線は移動平均線から近い順番に「+σ」「+2σ」と呼ばれています。
また、下の補助線は「−σ」「−2σ」です。
この2つの線はローソク足が移動平均線から離れる限界点を統計学に表した線のことで、普通はローソク足が+2σに到達すると相場が反落しやすく、−2σに到達すると反騰しやすうと言われています。
バイナリーオプションのチケットを購入する直前にローソク足がその水準に到達したのならば、
順張りではなく逆張りを狙った方が当たる可能性が高まるかもしれません。