「定額型」と「変動型」の違い
バイナリーオプションは戦略が立てやすいとお話ししましたが、その戦略を考えるにも、まずはどのような取引の種類があるのかをご説明しておきます。
円が上がるのか下がるのかを予想するバイナリーオプションには、大きく分けると「定額型」と「変動型」になります。
まず、「定額型」。
こちらはただ単純に「円高」か「円安」かを予想するものです。
二者択一ですから当たる確率は50%となり、払戻倍率は2倍未満となります。
一方の「変動型」は、「円高」か「円安」かにプラスして、「どの程度価格が動くか」も予想するのです。
したがって、この場合は結果が2つに1つというわけではなく、いくつもの可能性が出てきます。
もちろん、それぞれのケースごとで、予想が当たる確率は変わってきます。
これに加え、取引時間内の相場の動きや
チケットを購入するタイミングなども確率が変わることに対して影響を与えていきます。
「変動型」の場合、数種類のチケットが提示され、当たる確率の低いチケットほど払戻倍率は大きくなり、
確率の高いチケットほど払戻倍率は小さく設定されています。
取扱会社によっては購入時の条件により払戻倍率が20倍という高倍率の商品も出てくることもあります。
これがなんと言っても「変動型」の代表的な特長です。
このようにシンプルでわかりやすい投資が良ければ「定額型」を、
少し複雑でも大きなリターンにかけるのならば「変動型」を選ぶのが基本となります。