トレード日記は今後の分析に役立ちます
あなたが受験生だった頃、学校の先生から「自分の弱点を把握してそこを重点的に勉強しなさい」と言われませんでしたか。
勉強でも仕事でも同じですが、自分の弱点やクセを客観的に把握し、これをしっかり受け止め、改善することができれば、今後はより大きな成果を上げることができるのではないでしょうか。
これは投資の世界でも言えることです。
FXや株などで成功している個人投資家でも、昔は大きな失敗をしたことがあるはず。
しかし、彼らはなぜ失敗したのか、その時はどうするべきだったのかという反省をしっかりおこなうのです。
そして、たとえ失敗でもそれらの経験値を上げていくことで、
再び同じような状況がやってきても二度と同じ失敗は繰り返さないようになっています。
トレードの極意とは、「いかに勝つのか」ということよりも
「いかに負けないか」を考える方が良い成果をあげているという例が多いのです。
では、どのようにそれをおこなうのかというと、難しく考える必要はありません。
日々のトレードの行動と結果をトレード日記として簡単にまとめてみるのも良いでしょう。
トレード日記なんて無理だと決めつけずに、取引ごとの
通過ペアや、スタートレート、目標レート、判定結果、利益(損失)などを書き留めておくのです。
また、なぜその時に上がる(下がる)と予想したのか、取引以前の為替レートはどうだったのか、なぜ予想したとおりの結果になったのかなどについて、自分なりの分析を書き込んでおくのも良い方法です。
トレード日記を書くことをクセにすれば、少しずつ投資判断に磨きがかかってくるでしょう。