ユーロの特徴を知りましょう
ユーロの特徴といえば何を思い出しますか。
ユーロの発行量はドルに次いで世界第2位であり、
「第2の基軸通貨」と呼ばれています。
1999年に誕生して2002年には最初の現金が発行されました。
現在では、ユーロに加盟する国が増え、ドイツやフランス、イタリアなど欧州17ヶ国の単一通貨となりました。
貿易においてもドルに次いで2番目に多く利用されるようになっています。
そんなユーロの特徴はどのようものでしょうか。
アメリカを一流の大企業に例えるならば、ユーロ圏は大企業から中小企業までの寄り集まりと言えます。
ドイツやフランスのようにEUを牽引する経済大国もあれば、最近話題のギリシャやイタリア、スペインなどのように多額の債務や借金に苦しんでいる国や、経済規模自体が小さいので財政的に不安定感をぬぐいきれないスロバキアやスロベニアなどの国もあります。
昔は各国ごとでなんとかしていたものを、ユーロ圏となってからは小さな国が借金を返済出来ない状態に陥ったり、不安定な国が経済がより悪化したりすると、ユーロ圏全体が支えなくてはならないのです。
事実、2010年あたりから始まった欧州債務危機の影響で、ユーロの対ドル相場は2011年の春以降、少しずつ値を下げた後、多少の反発を見せました。
ユーロ/円はドル/円と比較すると値動きが大きいので、FXをする投資家には人気のある通貨ペアの一つです。
このようなユーロの特徴を知れば、バイナリーオプションにおいて、より遠い目標レートに届きやすく、大きなリターンを狙いやすい通貨と言えるかもしれません。