ポンドの特徴を知りましょう
イギリスの通貨である
ポンドの特徴とはどのようなものでしょうか。
イギリスってユーロに入っていないんだとここで改めて知る人もいらっしゃるかもしれませんが、英国は自国の通貨を持っています。
それこそ20世紀初頭にアメリカが世界の中心になるまでは、ポンドが世界の基軸通貨でしたが、大英帝国の没落とともにその座をドルへと明け渡す形になりました。
とはいえ、現在でもその流通量はドル、
ユーロに次いで世界第3位の規模を誇っています。
さて、そんなポンドの特徴はユーロよりも値動きの大きい通貨として知られています。
通貨の世界では、流通量が多いほど相場が安定し、少ないほど値動きが激しいというのが定説です。
たとえば、ショップにりんごが10ヶしかないのにそれを1000人が欲しいと言ったらどうなると思いますか。
どうしても欲しい人がりんごの買い値をどんどん吊り上げて価格は高騰するでしょう。
通貨もこのりんごと全く同じです。
ポンドの流通量が多いとはいえ、ドルやユーロと比較すればそれほどでもないため、
上がるにしても下がるにしてもポンドは劇的な動きを見せます。
バイナリーオプションではこのポンドの特徴を活かし、高倍率の
利益を狙いたければポンド/円はとても投資がいのある通貨ペアだと言えそうです。
また、イギリスにはギリシャ国債を大量に持っている銀行が数多く、
欧州債務危機が深刻化するにつれ、ポンドの値動きは一層大きなものになっています。
バイナリーオプション以外の投資でも、
ポンドの特徴を知っておくことは役にたつことがあるのではないでしょうか。