国際的な著名人の発言が相場を動かす
芸能人や著名人がテレビやラジオ、雑誌、ブログなどで商品を紹介すると、その商品が爆発的に売れるというのはよくあることです。
世の中での人気や注目度が高ければ高いほど、そのような効果が大きいようです。
これと同じようなことが為替の世界でもあるのです。
国際的な著名人がある特定の国の経済状況や外国為替相場の見通しなどについて話しをすると、為替が影響を受けて大きく変動することも少なくありません。
国際的に活躍する経済学者や著名な投資家、政治家などその人の発言が外国為替相場に影響を与えるという人は色々いますが、その中でも特に大きな影響力があるのは各国の中央銀行のトップの発言です。
アメリカの中央銀行の枠を超えて世界の中央銀行とも言われている米連邦準備制度理事会（FRB）トップであるバーナンキ議長や、欧州中央銀行（ECB）のドラギ総裁などの発言や行動については、世界の投資家がいつも注目しているのです。
投資家や経済学者などの発言ぐらいですと、特に予告もなく発表されることの方が多いのですが、重要な著名人である中央銀行のトップの発言ともなれば、外国為替相場やひいては経済にまで影響を及ぼすことが多いので、発表の場が限られているのが一般的です。
かつ、発表のスケジュールさえも前もって明らかにされるのが通例です。
このタイミングを狙って、「前向き」な発言が出れば上がると予想し、「後ろ向き」だった場合は下がると予想して、バイナリーオプションのチケットを購入するという方法もあります。
